かつてアタランタやナポリでプレーした元アルゼンチン代表FWヘルマン・デニス(41)が今シーズン限りでの現役引退を発表した。同選手が8日、自身のインスタグラムのストーリーで明かした。
デニスはアルゼンチンのタジェレスでキャリアをスタートさせ、キルメスやアルセナル、コロン、インデペンディエンテで活躍。その後、2008年7月にナポリへと移籍し2度目のイタリアへ渡ると、ウディネーゼ、アタランタでプレー。“エル・タンク(戦車)”の愛称で知られたパワフルなストライカーは、セリエA通算241試合に出場し、73ゴールを挙げていた。
2016年のアタランタ退団後は古巣インデペンディエンテやラヌースの母国クラブ、ペルーのウニベルシタリオ・デポルテスでプレー。2019年夏にはセリエCのレッジーナで自身3度目のイタリア入りし、昨年9月からはセリエDのレアル・カレピナでプレーし、ここまで25試合5ゴールの数字を残していた。
また、アルゼンチン代表では通算5試合に出場している。
なお、イタリアメディアによると、デニスは今後指導者に転身する意向を示しているという。