サンパウロが元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(33)の再獲得に動いているようだ。
パトは、昨シーズン限りでメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティを契約満了と共に退団。以降はフリートランスファーで新天地を探すと共に、サンパウロのトレーニング施設を借りてリハビリやコンディション調整に励んでいた。
ブラジル『グローボ』が報じるところによれば、クラブはパトの状態を確認した上で今シーズン終了までの短期契約のオファーを掲示。現在、両者の交渉は順調に進んでいるようだ。
なお、パトはこれまでの2度の在籍期間で公式戦133試合に出場し、47ゴールを挙げている。
プロデビューしたインテルナシオナウをはじめ、ミランやチェルシー、コリンチャンスなどでプレーしたパト。ここ数年は中国の天津天海や古巣サンパウロを転々としていた中、2021年2月に半年の無所属期間を経てオーランドに加入した。
しかし、新天地でのデビュー戦となったMLS開幕戦のアトランタ・ユナイテッド戦で右ヒザに重傷を負い、約半年間の離脱。ケガを治し、契約も1年延長して迎えた昨シーズンだったが、9月に再びヒザを負傷し手術を実施。結局、リーグ戦22試合の出場も3ゴールと不発に終わった。