ブレレトンは11日、クラブ公式チャンネルを通じてローヴァーズへの別れを告げた。
「本当に悲しいよ。ここに4年半住んでいて、浮き沈みもあったし、その過程で素晴らしい人たちにも出会ってきたからね」
「ここでのすべての瞬間が大好きだった。一人の若者としてここに来て、多くの優れたプレーヤーから多くのことを学んだんだ」
「このクラブは僕がプレーヤーとして成長するのを助けてくれたクラブであり、そのことに永遠に感謝し続けるよ。 ローヴァーズで過ごしたことは、自分の人生において本当に前向きな時間だった」
「素晴らしい歴史を持つこのような素晴らしいクラブでプレーするチャンスを与えてくれたローヴァーズでの仕事は素晴らしく、本当に楽しかったよ」
「ここはファミリークラブであり、僕は素晴らしい扱いを受けてきた。ブラックバーン・ローヴァーズはいつも僕の心の中にあるよ」
イングランド生まれのブレレトンは、ノッティンガム・フォレストでプロキャリアをスタート。その後、2018年夏にブラックバーンへ完全移籍。ここまで公式戦177試合に出場し、47ゴールを挙げてきた。
2021-22シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で37試合に出場し、22ゴール3アシストを記録。一気にブレイクを果たし、今シーズンは前年の活躍を上回ることはできなかったが、43試合14ゴール4アシストの数字を残している。
チリ代表でここまで18キャップを刻む24歳FWは、185cmの長身に分厚い胸板など屈強なターゲットマンというプロフィールの持ち主だ。ただ、ハンドオフや細かいステップを駆使した馬力のあるドリブルを特長としており、主戦場は左ウイング。カットインからの右足のシュートを最も得意なゴールパターンとして持っている。
その逸材に関してはプレミアリーグの複数クラブやセビージャが関心を示していたが、すでにビジャレアルへのフリートランスファーでの加入が決定的と言われている。