セルティックは、今夏の去就が注目される日本代表FW古橋亨梧(28)に関して高額な移籍金を設定しているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が報じている。
古橋は、今シーズンのセルティックでスコティッシュ・プレミアシップでの32試合24ゴールを含む、公式戦45試合で30ゴールを記録。同リーグ最高のアタッカーの一人としての評価を確立している。
また、リーグ連覇に貢献した元ヴィッセル神戸FWは、同僚MF旗手怜央と共にSPFA(スコットランドプロサッカー選手協会)が選出する年間最優秀選手の最終候補4名に選出されている。
そのスコットランドリーグ屈指のアタッカーには、ブンデスリーガやセリエAのクラブに加え、プレミアリーグの複数クラブからの関心が伝えられる。
とりわけ、過去にセルティックのエースストライカーだったフランス人FWオドソンヌ・エドゥアールを引き抜いている、クリスタル・パレスからのより強い関心も伝えられている。
そういった中、報道によると、エースストライカーの売却に前向きではないセルティックは、古橋の移籍金を2000万ポンド(約33億6000万円)に設定しているようだ。
28歳という年齢、現行契約が残り2年ということを考えれば、今回の設定額は非常に高額と言えるだろう。
ちなみに、前述のエドゥアールがパレスに移籍した際の推定移籍金は1500万ポンド(約25億2000万円)と報じられている。