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中盤補強を進めたいバルサ、バイエルン退団を見据えるキミッヒ獲得へ?

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バルセロナはバイエルンのドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(28)の獲得を視野に入れているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が報じている。



元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(34)の今季限りでの退団が決まっているバルセロナ。中盤の新戦力候補として、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(24)の名前などが噂に挙がっていた。

ところが、スビメンディの獲得には移籍金6000万ユーロ(約89億円)を要するため、クラブ内で意見が対立している模様。そこで新たに候補として浮上してきたのが、バイエルン以外でのプレーを見据えているキミッヒだ。

2015年から8シーズンに渡ってバイエルンでプレーしているキミッヒは、チームのドレッシングルーム内の雰囲気が決して良くはなく、ユリアン・ナーゲルスマン前監督が突然解任されたことにも納得がいっていないとのこと。そのため、退団を考え始めたという。国外挑戦を真剣に検討しており、チャビ・エルナンデス監督を中心としたバルセロナのプロジェクトが魅力的に映っているようだ。

この可能性にチャビ監督も興奮しており、バルセロナは彼の獲得に動き始めているとのこと。右サイドバックも補強ポイントの一つであるバルセロナにとって、中盤と右SBのどちらもこなすことができるキミッヒはありがたい存在になりうる。

また、バルセロナはスビメンディよりキミッヒの方が安く獲得できると考えているようだ。バイエルン史上最も高額で売却された選手が昨夏にバルセロナへと移籍したポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキであること、その額が4500万ユーロ(約67億円)だったことが根拠に挙げられている。

キミッヒとバイエルンの契約は2025年までとなっているため、移籍を実現させること自体は容易ではない。しかし、バイエルンは退団を望む選手をそれほど強く引き留めないだろうと、同紙は先のレヴァンドフスキやトニクロースダビド・アラバ(ともにレアル・マドリー)の例を挙げる。キミッヒが本当にバルセロナ行きを望むのであれば、交渉を進める余地は十分にありそうだ。

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