ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、ドルトムントの元ドイツ代表MFマハムド・ダフード(27)の加入をほぼ認めた。イギリス『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。
日本代表MF三笘薫を擁するブライトンは、プレミアリーグで6位に位置しており、来シーズンのヨーロッパコンペティション出場に近づいている。
そういった中、エクアドル代表MFモイセス・カイセドやアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターら一部主力の流出が決定的となっており、ヨーロッパとの二足の草鞋を履く上で選手層が懸念材料となる。
それでも、クラブはワトフォードのブラジル人FWジョアン・ペドロ(21)の獲得合意を発表。また、リバプールの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(37)の加入も既定路線となっている。
そんな中、新たに獲得に近づいているとされるのが、ダフードだった。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が口頭合意と共に、メディカルチェック受診を報じた元ドイツ代表MFに関して、デ・ゼルビ監督は直近の公式会見の場で来シーズンの加入をほぼ認めている。
「ダフードのことはよく知っているが、現時点では公式ではない」
「彼については、次の記者会見で話すつもりだよ(笑)」
「(ダフードに関心があるか?)イエスだ、私が彼を好きなのは秘密じゃないし、彼と一緒に働きたいからね」
ダフードはフォルトゥナ・デュッセルドルフ、ボルシアMGの下部組織で育ち、2013年7月にファーストチームに昇格。2017年7月にドルトムントへと完全移籍した。
大きな期待が寄せられていた中、公式戦141試合で5ゴール17アシストに終わることに。今シーズンも肩のケガなどで長らく離脱し、今シーズンで満了する契約が更新されないことも確定している。