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ヴィニシウスへの人種差別行為で若者3名が拘束…スペイン警察が発表

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スペイン警察は23日、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別的虐待をした3人を拘束したと発表した。



問題が起こったのは21日に行われたバレンシアvsレアル・マドリーの一戦。ヴィニシウスに対し、スタジアムでは人種差別的なチャントや挑発行為が行われ、大きな問題となっていた。

試合中にヴィニシウスはスタンドの観客に激昂する場面もあり、試合は一時中断する事態に。試合後にはカルロ・アンチェロッティ監督も怒りを露わにした他、ヴィニシウスもラ・リーガのハビエル・テバス会長と舌戦を繰り広げるなど、大きな問題となっている。

そんな中、スペイン警察はバレンシア戦でヴィニシウスに対して人種差別的な行動を取ったとして、18歳から21歳の3名を拘束したという。

ヴィニシウスは今シーズンすでに8回目の人種差別被害に。近年狙い撃ちされている状況だった。

さらに、この問題はスペインとブラジルの国家間の問題にも発展。スペインの閣僚と検察、サッカー連盟との会談を要請したとされている。

今年1月にはアトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーを前に、ヴィニシウスの人形を吊るすという最悪の出来事があり、4人が拘束されており、年々その行為がエスカレートしていっている。

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