バルセロナは23日、ラ・リーガ第36節でバジャドリーとのアウェイ戦に臨み、1-3で完敗した。
前節レアル・ソシエダに敗れた王者バルセロナはレヴァンドフスキ、ハフィーニャ、ラ・リーガ初先発となるパブロ・トーレが3トップを形成した。
降格圏の18位バジャドリー(勝ち点35)に対し、エリック・ガルシアを中盤アンカーに据えたバルセロナは開始2分に失点。マチスの左クロスをクリステンセンが頭でクリアにかかると自陣ゴールに入れてしまった。
早々に失点したバルセロナはリズムを上げられず苦戦すると、13分にもマチスのボレーでゴールに迫られる。そして20分、PKを献上する。ボックス内でエリック・ガルシアがプラタを倒してしまった。
リズムの出ないバルセロナは30分、ようやくハフィーニャの枠内シュートでゴールに迫るもGKマシプの好守に阻まれる。さらに直後のCKからクリステンセンのヘディングシュートも枠を捉えたが、ここもGKマシプのファインセーブに阻止された。
ハーフタイムにかけては攻めあぐねたバルセロナは、2点ビハインドで迎えた後半も好機を生み出しきれない状況が続く。すると60分にピンチ。プラタのクロスがそのままポストに直撃した。
64分にデンベレとフェラン・トーレスを投入したバルセロナだったが、73分に3失点目。ラリンにディフェンスライン裏を取られて独走を許すと、最後はプラタに押し込まれた。直後はオフサイド判定が下されるもVARが入ってオンサイドとなり失点となった。
その後もローザにポスト直撃のシュートを許したバルセロナは、84分にレヴァンドフスキが一矢報いるも1-3で惨敗。優勝決定後2連敗となった。
一方、金星のバジャドリーは暫定ながらヘタフェをかわして残留圏内の17位に浮上している。