日本代表MF三笘薫も所属するブライトン。初のプレミアリーグ挑戦で7ゴール5アシストを記録している三笘を筆頭に、ブライトンの選手たちが躍動。シーズン最終盤を迎える中で、ヨーロッパの舞台に立てる7位以内が確定している。
躍進を支えた選手たちの年齢は若く、エクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)には冬にもビッグクラブからオファーが舞い込んだが、チームは放出を拒否。その後、契約を延長していた。
今夏の移籍市場でも引く手数多の選手は多く、カイセドには引き続き関心が寄せられている他、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター(24)にはリバプールが接近しているとされている。
消化が1試合少ないブライトンは、24日にホーム最終戦で3連覇を果たした王者のマンチェスター・シティを迎えることに。試合前の記者会見に臨んだデ・ゼルビ監督は、去就が注目される選手について言及。移籍したとしても恨みはないとした。
「仕事をするときは、自分自身のことも、クラブのことも考えているが、選手たちのことも考えている」
「選手たちには1つのキャリア、1つの人生があり、我々は彼らのことを決めることはできない」
当然、カイセドもマク・アリスターも残留してほしいところだが、選手のキャリアを止められないと語るデ・ゼルビ監督。シティ戦が最後のホームでの試合になるのかという質問には、ブライトンでも良いものを提供できると語った。
「最後の試合になる可能性もあるが、それはわからない」
「ただ、彼らには別のレベルでプレーする資格がある。クラブを変える可能性もあるだろう」
「トニー(・ブルーム)がどのような決断を下すのかは分からない。ただ、今では我々のレベルが上がり、彼らにヨーロッパの舞台でプレーする可能性を提供できる。彼らにもう1つの可能性を提供できるのだ」