シティとの現行契約が今季限りで満了となるギュンドアン。かねてからバルセロナへの移籍が噂されているが、最近ではアーセナル行きも話題に挙がっている。その一方で、シティと新契約を結ぶ可能性も残されており、今夏の去就が注目となっているところだ。
これに対しギャラガー氏はイギリス『トークスポーツ』のインタビュー内で、ギュンドアンのアーセナル移籍に関する報道を真っ向から否定している。
「彼がアーセナルに行くなんてことはない、ありえない! なぜシティを離れてアーセナルに行くんだ? 何のために? 彼らはもう彼にお金を払うことはできない。彼らはもう何も勝ち取るつもりがない」
ギュンドアンがアーセナルへ移籍した場合、かつてシティでアシスタントコーチを務めていたミケル・アルテタ監督や、昨夏にシティからアーセナルへと移籍したブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(26)、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ(26)と再会することになる。しかし、ギャラガー氏はギュンドアンの今の状況が、当時のジェズスやジンチェンコとは違うことを強調している。
「彼ら(ジェズスやジンチェンコ)は(シティでは)試合に出られそうになかった」
「アルテタは元々アーセナルの選手だったからアーセナルに行ったんだ。ジェズスは(アーリング・)ハーランドより試合に出られないし、ジンチェンコは(ナタン・)アケより試合に出られない」
「だから、彼らにとっては良い移籍だった。しかし、ギュンドアンがアーセナルに行くことはない。忘れてくれ、それはありえない!」
プレミアリーグ制覇こそ逃したものの、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を決めているアーセナルは、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)や、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)といった選手への関心が報じられている。
しかし、この2選手の獲得には高額な移籍金を要する。フリーで獲得できるギュンドアンがアーセナルにとって魅力的な選択肢の1つであることは間違いないだろう。