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ライスをはじめ中盤補強に動くアーセナル、元キャプテンは守備の補強を勧める「残念ながら懸念していたことが起きた」

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今シーズンはプレミアリーグで躍進を見せるも、マンチェスター・シティに抜かれて2位に終わったアーセナル。夏の補強には様々な噂が出てくる中、元キャプテンは古巣の補強に提言した。

今夏のアーセナルはウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)をファーストターゲットにしていると報じられており、多額の資金を投じる考えがあるという。

また、シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(32)や、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)など、中盤の選手の補強の噂が目立っている。

毎シーズンのようにアーセナルの中盤の脆弱性は議題に上がり、トップクラスの選手の獲得が進言されており、クラブもそのポイントを理解。そのためにミケル・アルテタ監督とスポーツ・ディレクター(SD)のエドゥ氏は選手のリストアップに余念がない。

ただ、元フランス代表DFでアーセナルでキャプテンも務めたウィリアム・ギャラス氏は他のポジションを先に補強すべきだと『Genting Casino』で語った。

「アーセナルは多くの選手を獲得する必要があると思う。彼らには左サイドバックと右サイドバックが必要だ。ベン・ホワイトは右サイドバックではない。それは難しい試合で見てきただろう」

「アーセナルがより難しい相手と対戦した際、彼は試合の攻撃面でインパクトを与えるのに苦労した。それは彼がセンターバックでありながら、ポジション外でプレーしているためだと思う」

「アーセナルは経験豊富なセンターバックと契約する必要があるだろう。何度も言ってきたことだが、ガブリエウ・マガリャンイスウィリアム・サリバが負傷した場合に備え、経験豊富なセンターバックと契約する必要があったが、残念ながら懸念していたことが起きてしまった」

「そして、違うタイプのストライカーを加える必要があると思う」

「アーセナルはもう1人ミッドフィルダーを追加することを検討しても良いと思うが、その前に優れた右サイドバック、優れた左サイドバック、つまり守備のやり方を知っている選手を追加することを考えるべきだ。彼らにはセンターバックが必要だ」

安定して高いパフォーマンスを出し、本気でタイトル獲得を目指すには経験値も選手層もまだまだなアーセナル。サリバと日本代表DF冨安健洋が負傷して以降、一気にチームのパフォーマンスが低下し、失点が増え、勝利から遠ざかる試合が増えた。その結果、最後にまくられて2位フィニッシュ。ギャラス氏が語る通り、まずは守備面を整えることが先なのかもしれない。

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