レアル・マドリーの元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、右足を負傷した状態でラージョ・バジェカーノ戦でフルタイムプレーしていたことがわかった。
マドリーは24日に行われたラ・リーガ第36節でラージョと対戦し、2-1で勝利を収めた。
ベンゼマは同試合で先発出場し、31分に先制点を記録。そのまま試合終了までプレーし、チームの公式戦3試合ぶりの勝利に貢献していた。
ただ、ベンゼマは前半序盤の相手選手との接触プレー以降、試合を通して右足を気にする様子を見せており、負傷の可能性が危惧されていた。
そういった中、ベンゼマの代理人であるカリム・ジャジリ氏は自身の公式SNSを通じて、同選手が右足の指の付け根に5針縫うほどの裂傷を負ったことを治療中の写真、動画と共に明かした。
ジャジリ氏によると、ベンゼマは試合開始10分付近に相手選手に足を踏まれて強い痛みを感じていたものの、周囲に伝えることなくプレーを継続。そして、ゴールまで奪う強靭なメンタリティを示した。
今季ここまでリーグ戦18ゴールのベンゼマは、ピチーチレースでトップに立つバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキと5ゴール差となっており、逆転での2年連続ピチーチ獲得へ今後も負傷をおしてプレーする見込みだ。