かつてバルセロナに在籍したブラジル人DFドウグラス・ペレイラ(32)が、無許可の銃器使用の罪で逮捕され、裁判を受けることになった。ブラジル『グローボ』が報じている。
右サイドバックのドウグラスは2014年に母国サンパウロからバルセロナへ完全移籍。しかし、在籍期間に公式戦の出場はわずか8試合にとどまり、スポルティング・ヒホンやベンフィカ、スィヴァススポルへのレンタル移籍を繰り返した。
2019年にはベシクタシュへ完全移籍したが、昨夏の退団以降はフリーの状態が続いていた。
報道によると、現在母国に戻っているドウグラスは先月下旬にブラジリアのパラノアー湖のボートで友人と酒を飲んでいたが、仲違いした後、その場を離れたという。
その後、母親の名義で登録されていた銃を所持し、森林地帯を歩いてクラブ・エスポルティヴェス・スルのスポーツキャンパスに現れ、その場に居合わせた人たちと小競り合いに発展。さらに、施設の警備員がその場を離れるよう警告すると、空に向けて発砲する暴挙に。
その場を立ち去って現行犯逮捕とはならなかったものの、事件から2日後に警察に逮捕されたドウグラスは、すぐに釈放されたものの、無許可の銃器使用の罪で起訴されることになった。