サンパウロFCは26日、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(33)の加入を発表した。契約は今年末までとなる。
かつてミランや、チェルシー、ビジャレアルなどでもプレーした元神童のパト。ケガとの付き合いが影響して期待値どおりの成長曲線を描き切れず、2017年1月の中国行きから欧州に別れを告げ、現役を続ける。
2021年2月からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティに活躍の場を求めたが、昨季をもって退団。それからというもの、昨年9月に負った手術を伴う右ヒザのケガにより、無所属だった。
そのなか、実に3度目のサンパウロ加入となるパトはリハビリ中で、準備が整い次第、グループトレーニングに合流見通し。加入を受けて「サンパウロのあらゆる愛情に報いたい」などとコメントしている。
サンパウロでは過去2度の在籍中に通算47ゴールをマーク。今もケガに悩まされ、今年9月の誕生日で34歳になるが、もうひと花咲かせられるか。