バイエルンのトーマス・トゥヘル監督がコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。
27日に敵地で行われたブンデスリーガ最終節のケルン戦を2位で迎えたバイエルンは前半をキングスレイ・コマンの先制弾で折り返しながら、81分に追いつかれるが、89分にジャマル・ムシアラの勝ち越し弾で勝利。他会場で引き分けに終わった首位のドルトムントと勝ち点で並び、得失点差で逆転優勝を成し遂げた。
もはや他力が必要な状況だったが、見事に11連覇。その優勝直後に最高経営責任者(CEO)のオリバー・カーン氏とスポーツディレクター(SD)のハサン・サリハミジッチ氏が監督交代後の不安定な戦いぶりから解任されたりと後味の悪さが残るが、何とかリーグ王者の地位を守ったトゥヘル監督が胸を撫で下ろしている。
「レロイ(・サネ)がゴールを決められなかったとき、この試合は私が指揮する間の全てを表すもののように感じた。良いスタートから見事なゴールを決め、リードに値する内容ですべてをコントロールしたんだ」
「点差を広げるチャンスもたびたびありながら、決め切れなかったが、どうしようもないエラーや、技術面の不正確さも絡んでしまった。それでも、今日もリアクションをして、ジャマルがまたやってくれたんだ」
「何とも言えないね。もっとゴールを決め、もっと集中しないといけないが、選手やバックルームのスタッフを思うと、嬉しいよ」