リバプールにレンタルで加入していた元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(26)がクラブに別れを告げた。
昨夏にユベントスからレンタル移籍したアルトゥール。しかし、加入直後に左足太ももの負傷で長期離脱を余儀なくされると、復帰後もユルゲン・クロップ監督の信頼を掴めず、プレミアリーグでは1試合も出場しないままシーズンを終えた。
アルトゥールのレンタルには3750万ユーロ(約54億4000万円)の買い取りオプションが付随していたが、リバプールは行使せず。アルトゥールは1年でユベントスに復帰することになった。
失意の1年を過ごす結果となったアルトゥールだが、30日に自身のツイッターを更新し、クラブやファンへの感謝を表している。
「リバプールとの契約が終了するにあたって、シーズン中に支えてくれたみんな(監督、選手、スタッフ)に感謝したい」
「クラブへの感謝の気持ちが、永遠に変わらないことは知っておいてほしい。リバプールのファンは間違いなく、世界でもベストの一つだ。アンフィールドの試合で得られた感動は、本当に素晴らしいものだった」
「最後に、この数カ月間、僕の家族を迎えてくれたリバプールや地域のコミュニティ全体にも感謝したい。ここで暮らした日々は、いつまでも美しい思い出として残るだろう。この先の健闘を祈っているよ」