セビージャのホセ・カストロ会長がヨーロッパリーグ(EL)について語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
優勝となれば、同クラブが持つ大会最多7度目となるセビージャは31日の決勝でローマと対戦する。相手は昨季のヨーロッパ・カンファレンスリーグに続いて、欧州カップ戦の頂を狙うローマだが、ELのエキスパートとしてだけでなく、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスを下した勢いで立ち向かっていきたいところだ。
そんなセビージャのカストロ会長はイタリア『スカイ・スポーツ』に「ELは我々にとっての宗教だ」と語り、クラブやファンにとって重要な大会だと力を込めた。
「これほど難しく、複雑な1年を過ごしたが、2カ月で物事を好転させ、チーム、監督、組織の状況を好転させた。そうして、7回目のEL決勝を戦うチャンスがある。他のチームはこの機会を投げ捨てたかもしれないが、我々はそうしなかった。この大会は我々にとって、宗教じみたものだからね。我々は努力し、ユナイテッドやユベントスといった偉大な2チームに勝利して、決勝進出を決めた」
「チームはコーチとファンの熱意によって変化を遂げた。そこに問題や距離なんて関係なく、チケットはもう1万3000枚売れている。少なくとも1万2000人のファンが我々を応援するためにスタジアム(ハンガリー)に集まるだろう」