欧州サッカー連盟(UEFA)がローマのジョゼ・モウリーニョ監督を告発した。イギリス『BBC』が報じている。
ことの発端はセビージャが7度目の優勝で飾ったヨーロッパリーグ(EL)決勝戦後。モウリーニョ監督はアンソニー・テイラー主審のジャッジに試合後の会見から不満を露わにしたが、それでも怒りが収まらず、駐車場で本人を出待ちして口汚く罵った。
その様子の動画がSNSで拡散され、大会を管轄するUEFAも問題視。両クラブも一部サポーターの投げつけや花火の点灯、チームの不適切な行為で告発対象となるなか、侮辱的かつ乱暴な発言により、モウリーニョ監督の懲戒手続きを開始している。
両軍の選手だけで13枚ものイエローカードを出したりと試合のコントロールに苦労したイングランド人主審を巡っては帰国しようと空港に家族と姿を現したところを一部のローマサポーターに襲撃されるなどの事態にも発展しており、物議を醸している。