マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が意気込みを語った。イギリス『BBC』が報じている。
テン・ハグ政権1年目からカラバオカップでクラブとして6年ぶりのメジャータイトルを掴み、3位フィニッシュのプレミアリーグでは2季ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたユナイテッド。3日に今季2つ目の国内カップタイトルを目指して、マンチェスター・シティとのFAカップ決勝に挑む。
「とても高揚している。オランダでは選手としても、コーチとしても、カップ戦の決勝を戦ったが、どれも素晴らしい経験だった。ウェンブリーはおそらく世界最高のスタジアムで、カップ戦ファイナルでそこにいるのは本当にエキサイティングだ」と語ったオランダ人指揮官はチームの歩みに満足感を示した。
「プレミアリーグのような厳しいリーグで、自分たちがどこから来て、どのように成長してきたかを考えると、とても良いことだと思う。リーグカップに勝ち、FAカップの決勝に進出できたというのはシーズンを通して満足できる」
そう今季のチームに手応えを語ったテン・ハグ監督だが、FAカップ決勝ではプレミアリーグ3連覇を成し遂げたシティが相手。タイトルがかかったダービーマッチであり、宿敵の3冠を阻めるかどうかも注目どころだが、指揮官は自分たちにベクトルを向け、シティとタイトルを競り合うだけの力があると話した。
「相手だけでなく、自分たちにも目を向け、クラブとしてどんな立ち位置にいるのかを見極め、そこから前進していかなければ。我々はマン・シティとのカップ戦ファイナルを戦うチャンスに値する。そのために頑張って戦ってきたのだからね」