今季限りでレアル・マドリーを退団する元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(35)の新天地がサウジアラビアのアル・イテハドになるようだ。同国の国営放送『アル・エクバリヤ』が伝えている。
2009年7月にリヨンから完全移籍でマドリーに加入し、14シーズンにわたってマドリーでプレーを続けたベンゼマ。マドリーでは公式戦通算647試合に出場し歴代2位の353ゴールという偉大な記録を残したが、4日に退団が正式発表された。
フリーとなったことで今夏の移籍市場における注目株に位置付けられていたが、早くも新天地が決まることになったようだ。
サウジアラビアの国営放送『アル・エクバリヤ』によれば、ベンゼマはアル・イテハドと2年契約で正式合意したとこと。また、クラブの会長と副会長は元フランス代表FWとの過去最高額となる契約に正式にサインをもらうためマドリードにいるとのことだ。
なお、新天地のアル・イテハドはかつてトッテナムやウォルバー・ハンプトンを率いたヌーノ・エスピリト・サントが指揮を執っており、目立った外国籍選手はいないが、今季はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入したアル・ナスルを抑えて4シーズンぶりのサウジ・プロフェッショナルリーグ優勝に輝いた。