レンジャーズは6日、クリスタル・パレスから元イングランド代表GKジャック・バトランド(30)を完全移籍で獲得した。
契約期間は4年間で、国際移籍証明書が発行され次第、7月1日からチームに合流する。背番号は「1」に決定した。
バトランドは、バーミンガム・シティやチェルトナム、ストーク・シティ、バーンズリー、リーズ・ユナイテッド、ダービー・カウンティなどでプレー。2020年10月にクリスタル・パレスに完全移籍で加入した。
クリスタル・パレスでは控えのポジションとなり、通算17試合の出場に。今季は出番がなく、1月に控えGKがいないマンチェスター・ユナイテッドへレンタル移籍で加入するも、元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの前に出番がないままシーズンが終了していた。
イングランド代表としても9試合に出場しているバトランド。レンジャーズは、豊富な経験を評価。早くも今夏3人目の補強となった。
バトランドはクラブを通じ、「クラブ自体が物語っている。サッカー界のどこにいても、レンジャーズについては知っているはずだ。これは僕にとって大きなチャンスであり、加われることを嬉しく思う」と喜びを露わにした。
また「この年齢にしては素晴らしく、やる気に満ちており、今後の展開に興奮している」と意気込みをコメント。「勝利と頂点に立つことに対し、同じぐらい情熱を持っているクラブに来られたことはとても大きいことだ」と、野心のあるレンジャーズへの移籍を喜んだ。