アルベルト・ジラルディーノ監督(40)がジェノアとの2年間の契約延長で合意に至った模様だ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。
現役通算231ゴールを叩き出した名ストライカーのジラルディーノ監督。下根木引退後はイタリア国内の下部リーグで指導者キャリアを開始し、昨年7月に古巣ジェノアへ帰還。
当初はU-19監督だったが、ファーストチームを率いるアレクサンダー・ブレシン監督が昨年12月に解任されたことに伴い、シーズン終了までの暫定指揮官として後任を拝命する格好となった。
昨季のセリエAで19位に終わったジェノア。セリエBでの戦いとなった今季はブレシン監督解任時点で自動昇格圏と6ポイント差の5位だったが、ジラルディーノ監督就任後は第22節から2位をキープし、6日の第36節アスコリ戦で勝利した結果、2試合を残してセリエA昇格が決めた。
ジェノアとの現行契約は2024年6月までとなっていたが、以前から契約延長に前向きな姿勢を見せていたジラルディーノ監督は、2025年までの契約延長に合意に至ったという。
なお、イタリア『Il Secolo XIX』によれば、契約は基本的には1年契約となっている。2025年まで延長されるオプションが付随しているようだ。また、年俸は50万ユーロ(約7500万円)で、一定の目標を達成することで最大80万ユーロ(約1億2000万円)にアップするとのことだ。