ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、自身初のタイトル獲得に歓喜した。クラブ公式サイトが伝えている。
ウェストハムは7日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝で、フィオレンティーナと対戦した。
前半は一進一退の攻防が続きゴールレスで迎えた後半、58分に得たPKをFWサイード・ベンラーマが冷静に決めて先制。直後に失点を許してからは再び拮抗した展開になるも、90分にFWジャロッド・ボーウェンが値千金の決勝弾を決め、2-1で勝利した。
この結果、ウェストハムの史上初のECL優勝が決定。自身にとっても指揮官キャリア初のメジャータイトル獲得となったモイーズ監督は、あふれる喜びを口にしている。
「これは素晴らしいこと。長い間フットボール界でキャリアを積んできたが、こんな瞬間はそうそうない。ありがたいことに、今夜は我々が望んでいた結果を得ることができた」
「私の父も今日このスタジアムにいたんだ。ピッチで一緒に写真を撮ることもできて、本当に良かった。彼はまだ元気で、この試合に来たがっていた。家族が試合会場にいるのは、とても良い瞬間だ。こういう瞬間は、監督としてそう何度もあるものではない」
「父にとっても、私にとっても、同じように大切な瞬間になった。家族であり、幼い頃からいつも私のフットボールを応援してくれていた。フットボールではいつも良い瞬間が訪れるとは限らないが、今日は我々にとって素晴らしい」
「ウェストハムは、ロンドンのイーストエンドにある素晴らしいクラブだ。我々は、地域社会で多くの活動をしてきた。規模は大きいがファミリーのようなクラブであり、今後ますます良くなっていくだろう」
「我々はこのシーズン中、巨大なスタジアムを常に満員にしてきた。今夜は、継続的な進歩への道のりの新たな一歩になっただろう」