今シーズンはラ・リーガで見事に優勝を果たしたバルセロナ。ただ、今シーズン限りでMFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバとチームを長年支えてきた2人がチームを去ることが決定した。
一方で、パリ・サンジェルマン(PSG)を退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの復帰を画策し、積極的に動いていたものの思うように行かず。メッシはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミへの移籍を決断した。
補強の大きな目玉を失うこととなったバルセロナ。チャビ監督は、『Twitch』でのインタビューで、ブスケッツの公認や補強のプランについて語った。
「ブスケッツの後任はクオリティの高い選手でなければならない。おそらく、もう1人のミッドフィールダーとストライカーも必要だろう。目標は、すべてにおいて競争できるように非常によく強化することだ」
「今年も全てで実施しました。次のステップは、チャンピオンズリーグを目指して戦うことだ。我々は何をすべきか、そして行動できるようにするために会議を行っている」
中盤と前線の選手を補強したいと考えているバルセロナ。そんな中で獲得候補として浮上していたのがPSGのブラジル代表FWネイマールだ。
様々な問題を抱え、PSGのサポーターからは退団を要求されるほど嫌われ者になってしまっているネイマール。古巣帰還の可能性について、チャビ監督は明確に否定した。
「我々の計画には入っていない。他にも優先事項がある」
「ピボットとインテリオール。リストに名前が載っている。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題があるため、これらの契約が実現できるかどうか見てみるが、いずれかが失敗した場合に備えて3つまたは4つの計画がある」
ネイマールの復帰は否定するも、獲得したい選手の候補は何人もいると語るチャビ監督。結果的に、再びメッシとの別れにつながったチームの財政面を何よりも解決することが先だろう。