フランス代表FWカリム・ベンゼマがアル・イテハド入団セレモニーに登場した。
栄光に満ちたレアル・マドリーと今季限りの契約をもって別れを告げたベンゼマ。年俸1億ユーロの3年契約と超破格な条件でサウジアラビア上陸となるなか、8日のキング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムに姿を現した。
ベンゼマは今冬にアル・ナスル入りしたクリスティアーノ・ロナウドと同じように花火などのド派手な演出に彩され、6万人以上ものサポーターの前に登場。背番号「9」のユニフォーム姿でサポーターの熱烈な歓迎ぶりに応えていった。
イギリス『デイリー・メール』によると、そんな35歳のストライカーは移籍の経緯として「僕はイスラム教徒で、イスラム教の国だからだ。ずっと住みたかった。サウジアラビアでもう良い気分だよ」と語り、意気込みを続けたという。
「いたかった場所なんだ。新しいクラブで自分のフットボールをして、何よりもタイトルを獲れたらと思う。新たな章になるけど、このクラブをさらに発展させたい。パッションに溢れたクラブだ」
なお、そのベンゼマはそのセレモニー後に自身のSNSで感想も。「ジェッダ、心の底からありがとう。今夜は生涯で忘れられない特別なひとときだった」と綴っている。