セルティックのMFカラム・マクレガーが、MF旗手怜央のケガの状態について言及した。『フットボール・スコットランド』が伝えた。
旗手は、今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップで27試合に出場し5ゴール6アシストを記録。チームの中心選手であり、欠かせない存在であると現地では高く評価されている。
セルティックは8日にレンジャーズとのオールドファームを迎えることとなるが、旗手は3月18日に行われたハイバーニアン戦で負傷。2日のロス・カウンティ戦は欠場していた。
今シーズンのMVPという見方もある中、大一番について、アンジェ・ポステコグルー監督は「ダービーで復帰することを望む」と語っていたが、マクレガーも旗手について言及した。
マクレガーは、「際どい状態だ」と旗手の状態を説明した。
「欠かせない存在だが、痛みの壁を乗り越えられる場合もある。ただ、問題が発生した時、クレイジーなリスクは負いたくない。シーズンもまだ残っているし、バランスを見つける必要がある」
「重要な試合ではアドレナリンが出る。世界の頂点にいると感じ、試合が終わって初めて『痛いな』と思い始める」
「これがボスが強いチームを望んでいる理由だ。このようなことが起こったとき、チームに入ってきた選手たちは、クオリティやインテンシティの低下を感じさせない。だから、僕たちは大きなスカッドを持っている」
「選手たちは懸命に働いてきたし、監督は選手たちがチャンスを掴むことに熱心だった。誰かがいなくなれば、それは誰かにとってのチャンスとなる」
チームにとって旗手がダービーに不在というのは大きな出来事。一方で、前節はそのポジションに岩田智輝が起用され初先発。高いパフォーマンスを見せていた。
このレンジャーズ戦に勝利すれば、連覇が大きく近づく中、セルティックは連勝を伸ばせるのか注目が集まる。
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