マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネがクラブとしても悲願に迫る今の心境を語った。
今季のプレミアリーグを3連覇で飾り、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップも制したシティ。10日にクラブとして初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指して、インテルとの決勝に挑む。
制すればイングランド勢2クラブ目のトレブルという歴史的な瞬間にもなり、注目度が高まるばかり。イギリス『BBC』によると、その歴史に名を刻もうとするデ・ブライネが思いを口にしている。
「CL優勝は夢なのか、憧れなのか? 両方かもしれないね。誰に聞くかにもよる。プロなら誰でもCLを制したいし、頂に立ちたいと思うものさ」
「CLを優勝できれば、選手としても、チームとしても、最も大きなことの1つに到達することになる」
「この大会に毎シーズンのように出られるのは素晴らしいこと。世界最高の選手や最高のチームと競い合えるわけだからね」
また、「僕は長いことここにいる。ここでの8年間は信じられないようなもので、たくさんの最高の瞬間があった」と振り返ったが、いまだ届かずにいるビッグイヤー獲得の意義も続けている。
「もちろん、この大会に出続けているけど、まだ優勝できていない。僕らのなかに一貫して良い結果を出しているという実感があるんだけど、初優勝する術を見つけないといけない」
「(今大会で)それをやってのけられたら、選手にとっても、クラブにとっても、ファンにとっても、計り知れないものがある。素晴らしいものになるはずさ」