今シーズンはシーズン終盤を足首の手術により棒にふったネイマール。それでも、リーグ・アンで20試合で13ゴール11アシストと一定の結果を残していた。
しかし、ピッチ内外での振る舞いにファンは不満を募らせ、自宅前で退団を要求するという驚きの行動に出るなど、PSGからの退団が強く報じられている。
そのネイマールには、マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナなどへの移籍が報じられるも、どちらも消極的。バルセロナに関しては、チャビ・エルナンデス監督が「計画にない」と明言するなど、厳しい立場に立たされている。
そんな中、ネイマールに巨大なオファーを出したのはやはりサウジアラビアだった。
同じくPSGを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)を獲得しようと動いていたものの、メッシに拒否される事態に。獲得に自信を持っていたこともあり、大きく落胆している状況だ。
しかし、その代役として目をつけたのがネイマール。世界的なスター選手であり、年齢もまだ31歳。メッシを獲得しようとしていたアル・ヒラルが巨額のサラリーを提示しているという。
ネイマールのサラリーはアル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに匹敵する年俸2億ユーロ(約300億円)とみられ、PSGに対しては4500万ユーロ(約67億4000万円)程度の移籍金を支払う準備があるとのこと。ネイマールに条件面を確認する動きを見せているが、PSGとはまだ交渉をしていないという。
ただ、PSG側も2025年夏まで残るネイマールに対し、あらゆるオファーを検討すると見られている。ケガの多さや振る舞いを受け、市場では人気がある選手とは言えない。オファーはあるものの、本人も関心は薄いようで、今夏スター選手が集まる可能性があるサウジアラビアへの移籍に気持ちが傾く可能性もあるようだ。