マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表GKディーン・ヘンダーソン(26)の売却交渉に待ったをかけたようだ。
ヘンダーソンは昨夏、ユナイテッドからフォレストへレンタル移籍。ケガで今季の後半戦を棒に振ってしまったが、前半戦はビッグセーブを連発してチームを救った。フォレストがプレミアリーグ残留を勝ち取れたのは、ヘンダーソンの活躍で勝ち点を拾えていた試合もあったことが大きい。
フォレストの首脳陣もこの活躍を高く評価しており、シーズン終了前から完全移籍移行に向けたユナイテッドとの交渉を開始。ヘンダーソン本人がユナイテッド退団の意思を固めていることもあり、十分に買い取りも期待できると考えられていた。
しかし、ユナイテッドの台所事情により、事態は一変。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ユナイテッドは元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(32)との契約延長交渉の雲行きが怪しくなり、このまま合意できなければ、デ・ヘアは今月末で退団となってしまう。
デ・ヘアに代わる正GKの獲得を目指していることも報じられるが、補強が全て不調に終わり、デ・ヘアまでいなくなるとすれば、ユナイテッドにとって一大事。補強もなく、デ・ヘアの去就も確定していない現状では、ヘンダーソンの売却も認められないとのことだ。