トッテナムが15歳の超逸材の慰留に成功した。
イギリス『The Athletic』によると、トッテナムは今週末にU-16イングランド代表MFマイキー・ムーア(15)と長期契約を締結したという。
幼少期からスパーズのアカデミーに在籍するムーアは、卓越したボールスキルと攻撃センスを兼備する右利きのアタッカー。左ウイングやトップ下を主戦場に複数人のマークを無効化するドリブル、視野の広さと駆け引きの巧さが光るラストパスでチャンスを作れば、フィニッシュの局面では相手のタイミングを外す正確なシュートでいとも簡単にゴールを陥れる。加えて、プレースキックからのゴールもレパートリーに持つコンプリートアタッカーだ。
今シーズンは飛び級でプレーするU-18チームで主力を担い、リーグ戦では10試合3ゴール4アシストを記録。U-23カテゴリーのプレミアリーグ2でも2試合に出場している。
その超逸材に対しては、国内外のビッグクラブがこぞって関心を示していたが、スパーズへの忠誠を誓うムーアはクラブとの契約にサイン。来年の8月11日の17歳の誕生日にはプロ契約を締結することになる。