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日本が連夜の大量得点で連勝!伊藤洋輝が強烈左足で代表初ゴール【キリンチャレンジカップ】

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サッカー日本代表は20日、パナソニック スタジアム 吹田でペルー代表とのキリンチャレンジカップ2023と戦い、4-1で勝利を収めた。

15日のエルサルバドル代表戦では、相手の早期退場もあって6-0の大勝を収めた日本。森保一監督は第2戦へ向けてスタメンを6人入れ替えて臨んだ。

システムは[4-1-4-1]を踏襲し、GKには3年半ぶりの出場となる中村航輔を起用。最終ラインは右から菅原由勢、板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝と並び、アンカーには腕章を巻いた遠藤航が立つ。中盤は伊東純也、鎌田大地、旗手怜央、三笘薫と名を連ねたが、相手のポゼッション時には旗手と遠藤が並ぶ[4-4-2]でセットし、最前線はスコティッシュ・プレミアシップの得点王・古橋亨梧が務めた。

日本は早々に伊東の単独突破や古橋の裏抜けを生かしたシンプルな速攻でスタジアムを沸かせると、11分には三笘のキープから伊藤洋輝がクロスを送り、伊東が飛び込む好機を迎えた。韓国代表戦を1-0で制しているペルーも、これをしのいで縦パス1本からカウンターと、虎視眈々と機を伺う。

総じて日本がボールを握り、その2分後には伊東のアーリークロスに古橋。ヘディングは浅くなったが、ゴールに迫る。一方で守備ではCKからパオロ・ゲレーロにヘディングを許すなど、高さ勝負では気掛かりな部分が散見。それでも、勢いのままに日本が22分に試合を動かした。

テンポ良くパスが回り、右の伊東から遠藤を経由してサイドを変えると、左のバイタルエリアへ顔を出した伊藤洋輝がワントラップから左足を一閃。ニアを抜く鋭い一撃がGKの手を弾いてネットを揺らした。

持ち味を発揮した伊藤洋輝の代表初ゴールで先制した日本だが、31分にはジャンルカ・ラパドゥーラに長いボールを収められ、あわやのシーン。囲みながらもボールを奪えず、我慢の時間が生じるも、ここをしのぎ切ると、日本が鮮やかな攻撃で再びゴールを奪う。

37分、自陣の菅原が伊東とのおしゃれなパス交換を経て持ち上がると、左斜めにパスを送ってセンターサークル内の鎌田へ。鎌田も流れるように左前方へ送ると、追い越した三笘がボックス内左で仕掛け、切り返しからの右足で追加点を挙げた。

リードを広げた日本だが、41分にはミスから自陣でロストし、ラパドゥーラにネットを揺らされる。これはオフサイドで難を逃れたが、兜の緒を締めよとの教訓を感じて前半を終える。

日本はハーフタイム明けには旗手に代わって守田英正を投入し、48分には伊藤洋輝が三笘を使って折り返しに伊東。攻撃面のみならず、失った後の守備でも即座に球際に強く寄せるなど、素早い切り替えを見せる。

さらに61分には古橋、菅原に代わって前田大然、相馬勇紀がピッチへ。選手交代直後には隙を突かれて右クロスからヒヤリとさせられたが、即座に修正を施すと、63分に再び加点。遠藤の縦パスに反応した前田と相手が交錯し、こぼれたボールをミドルゾーンの鎌田が拾って左を駆け上がる三笘へ。股抜きの折り返しからフリーの伊東がワンタッチでGKをかわし、悠々と流し込んだ。

3点差とした日本は71分、鎌田と伊東に代わって、久保建英、さらには”古巣凱旋”となる堂安律を投入。ジョシマル・ジョトゥンのミドルにGK中村が好セーブを見せると、3分後の75分には連動したプレスが相手のミスを誘発し、バックパスをさらった前田がGKとの一対一を制して差を広げる。

大きなアドバンテージを得た日本は81分に遠藤を下げて瀬古歩夢をアンカーで試すが、2分後に失点。敵陣中央右から浮き球をボックス内に送られ、クリアするもセカンドボールをクリストフェル・ゴンサレスに蹴り込まれてしまった。

日本は一瞬の緩みを突かれて失点を喫したものの、以降は反撃を許さず、タイムアップ。2試合合計10得点と、攻撃面での質を見せ、連勝を飾っている。

日本代表 4-1 ペルー代表
【日本】
伊藤洋輝(前22)
三笘薫(前37)
伊東純也(後18)
前田大然(後30)
【ペルー】
クリストフェル・ゴンサレス(後38)

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