セビージャは20日、ビクトル・オルタ氏(44)を新たなスポーツディレクター(SD)として招へいしたことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。
セビージャは先日、2度の在任期間に辣腕を発揮していたモンチ氏がSD職を退任。その後、同氏はアストン・ビラへ旅立つ形となった。
そして、辣腕SDの後任として指名されたのは、2006年から2013年までテクニカルディレクター(TD)を務めていたオルタ氏だ。
オルタ氏はレアル・バジャドリーやセビージャでTDを務め、その後はゼニト、エルチェでSDを担当。ミドルズブラでのディレクターを務め、2017年5月にリーズのSDに就任。
2020年にプレミアリーグへの昇格を決めたが、下部リーグ時代にチームを支え、昇格へと貢献。選手やスタッフの採用を担当してきた。しかし、今シーズンのチームは序盤から苦戦。チームが残留争いに巻き込まれていた今年5月にチームを去ることとなった。