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レッチェ、今季残留に導いたバローニ監督との延長交渉失敗で退任が決定…

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レッチェは20日、マルコ・バローニ監督(59)が今シーズン限りで退任したことを発表した。

セリエA昇格を逃し解任されたエウジェニオ・コリーニ前監督の後任として、2021年7月にレッチェの監督に就任したバローニ監督。就任1年目でチームを2度目のセリエB優勝に導く手腕を発揮。

3季ぶりのセリエAとなった今季は、開幕10試合でわずか1勝と不振に陥ったが、前半戦の終盤には6試合無敗(3勝3分け)と復調。その後も苦しい戦いが続いたが最終的には8勝12分け18肺の16位でセリエA残留を決めた。

クラブは今シーズン限りで契約満了を迎えるバローニ監督に対して、年俸アップを伴う新たな1年契約のオファーを提示したが、同監督側がこれを拒否したため退任が決定したとのことだ。

レッチェは公式サイトで以下のような声明を発表している。

「クラブとマルコ・バローニ監督および代理人との話し合いの結果、今シーズン限りで満了を迎える契約関係を続けることに合意できなかったことを発表します。レッチェは、監督とそのスタッフに支払う報酬を増やし、1年の延長オファーを提示したが、受け入れられられなかった」

「リエAへの昇格とトップリーグ残留を達成した素晴らしい2年間を経て、レッチェとマルコ・バローニとの関係は素晴らしいまま終わりを迎えることとなった」

「監督およびスタッフには、この成功した2年間で示してくれた献身性とプロ意識に大きな感謝をしたい」

なお、『フットボール・イタリア』によれば、フリーとなるバローニ監督にはヴェローナが新監督就任のオファーを提示しているとのことだ。

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