ドイツ代表は20日、国際親善試合でコロンビア代表とホームで対戦し、0-2で完敗した。
4日前のポーランド代表との親善試合を0-1で落としたドイツはポーランド戦のスタメンから5選手を変更。キミッヒがベンチスタートとなった中、ジャンを3バックの中央に配置する[3-4-2-1]で臨んだ。
ディアスやクアドラード、ボレらがスタメンとなったコロンビアに対し、ハヴァーツを最前線に、2シャドーにギュンドアンとサネを配置したドイツは慎重な入りを見せる。
互角の展開で立ち上がった中、14分にコロンビアはFKの流れからミナのヘディングシュートでゴールに迫ると、30分には流れの中で上がっていったミナがボックス右角から際どいミドルシュートを浴びせて牽制していった。
思うように攻撃を組み立てられないドイツはハーフタイム間際の45分にようやく好機。しかしハヴァーツの浮き球パスをボックス中央に走り込んだムシアラがボレーで合わせたシュートはGKにセーブされ、ゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半もギアの上がらないドイツは54分に失点。クアドラードの右クロスからディアスにヘディングシュートを決められた。
コロンビアの主軸2人に仕事を許したドイツが前がかっていく中、66分にジャンに代えてフュルクルクを投入。フラットな[4-4-2]に移行した。
それでも好機を作れないドイツは79分、キミッヒとブラントを投入。しかし直後、キミッヒがハンドを犯しPKを献上。これをクアドラードに決められ、リードを2点に広げられてしまった。
このまま0-2で敗れたドイツは6月の3試合を1分け2敗と未勝利で終了。来年自国で行われるユーロに向け、不安が残る結果となっている。