プレミアリーグから降格してしまったレスター・シティ。その中心選手でもあるイングランド代表MFジェームズ・マディソン(26)を巡って、2チームが激しい争いを繰り広げている。
2018年7月にノリッジ・シティからレスターに完全移籍で加入したマディソン。すぐにその才能を見せつけ、チームの中心選手となり、イングランド代表としてもプレー。レスターでは公式戦203試合で55ゴール41アシストを記録していた。
今シーズンもプレミアリーグで30試合10ゴール9アシストとチームを牽引したものの、まさかの降格。そのため、移籍が確実と見られている。
イギリス『スカイ・スポーツ』によると、マディソンに強い関心を寄せているのは、ニューカッスル・ユナイテッドとトッテナムの2チーム。ニューカッスルは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を持っている。
互いに一歩も引かず、チームに加えることを望んでいる中、ニューカッスルは1月から継続して関心。トッテナムは、アンジェ・ポステコグルー監督のサッカーに必要な存在であると考えているという。
レスターは残り1年の契約となっているが、マディソンの移籍金を5000万ポンド(約90億2000万円)に設定。その評価が揺らぐことはなく、安売りする気も全くないとのこと。両クラブは多くの出費を飲み込む必要がありそうだ。