パリ・サンジェルマン(PSG)がナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)の獲得に本腰を入れる可能性があるようだ。
今シーズン、33シーズンぶりにセリエAを制したナポリで、絶対的なエースとして活躍したオシムヘン。セリエAの32試合で26ゴール5アシストを記録し、リーグ得点王に輝いたナイジェリア代表FWには多くのビッグクラブが熱視線を送っている。
それでも、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はオシムヘンの残留を強調。先日もイタリア『スカイ・スポーツ』にて、2025年夏まで契約を残す選手とは契約延長で基本合意済みであり、法外なオファーがなければ放出はしないと主張していた。
しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのアルフレッド・ペトゥーラ氏によると、その法外なオファーが届く可能性があるとのことだ。PSGがオシムヘンに対して、総額1億5000万ユーロ(約234億円)のオファーを準備しているという。
PSGはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが今夏に退団し、ブラジル代表FWネイマールやイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの去就も不透明な状況になるなど、スカッドの刷新を断行中。加えて、フランス代表FWキリアン・ムバッペが来夏退団の可能性をほのめかしていることもあり、新たな得点源の確保を熱望している。
このメガオファーが正式に届いた場合、ナポリは売却に踏み切る可能性がある模様。クラブはすでにオシムヘン退団を見据え、リールのカナダ代表FWジョナサン・デイビッド(23)をリストアップしている。