ローマがイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(29)の契約延長オプションを行使したようだ。これにより、同選手は2025年6月30日まで同クラブでプレーすることになる。
契約延長にサインしたベロッティは、クラブの公式チャンネルでのインタビューで以下のように喜びを語った。
「素晴らしい気分だ。初めてトリゴリアに来たとき、このチーム、ロマニスタ(サポーターの愛称)、そしてローマの街の大きさに本当に衝撃を受けた。これを経験するには、実際にチームの中に入らなければわからないだろう。今回の契約延長は1年前にここで始めた旅の成果だと思うし、2025年まで延長できたことをとても誇りに思っているよ」
また、特に感謝している人について問われると「ローマでプレーする機会を与えてくれたティアゴ・ピントGM、最高のコンディションを提供し、僕を信頼してくれた監督とスタッフ、そして最初からファミリーの一員だと感じさせてくれたチームメイトに感謝したい」とコメント。
「僕は夏の移籍市場が閉まる頃にローマに加入したので、馴染むのが簡単ではなかったが、チームメイトの優しさと協力のおかげですぐに溶け込むことができたんだよ」
最後に以下のようにファンへメッセージを送った。
「彼らが我々に与えてくれたすべてのサポートに感謝したいし、これからもずっとこのクラブを応援してくれると確信している。そして我々にできることは、トロフィーを獲得し、彼らに喜びと幸せをもたらすために、ベストを尽くすことだけだ」
2015年の夏に加入したトリノで公式戦通算113ゴールを記録するなど、鳴り物入りで昨夏にローマに加入したベロッティ。2021年夏にインテルへ移籍したFWエディン・ジェコに代わるエースとして期待されたが、今季はセリエAでノーゴール、公式戦でもわずか4ゴールと不振に陥っていた。