ユトレヒトは26日、マンチェスター・ユナイテッドからイラク代表MFジダン・イクバル(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までの4年間となる。
昨年1月にイラク代表デビューのイクバルはユナイテッドアカデミー出身の中盤。2021年12月のチャンピオンズリーグ(CL)でファーストチームデビューを遂げ、昨年6月に1年延長オプション付きの2025年までの契約を結んだ。 今季を迎えるにあたってのプレシーズンではエリク・テン・ハグ新監督の下、トップチームに帯同も、開幕後は出番なし。今季はセカンドチームでのプレーが続いている状況だった。
ユトレヒトのテクニカル・ディレクターを務めるヨルディ・ズイダム氏は、逸材確保に満足感を示している。
「ジダンは非常にクリエイティブなミッドフィルダーで、ゲームをよく理解している。ボールをインターセプトでき、競り合いでは体をうまく使い、インテリジェントだ。さらに、ショートパスとロングパスが得意で、攻撃の起点になることもできる」
「ジダンはガッツのあるプレーをするし、アクションのスピードも速い。彼のドリブルとパスで、試合をスピードアップすることができる。ジダンがFCユトレヒトで次のステップに進むことを望んでくれたことを、私たちは非常に誇りに思う」