ミランがバレンシアのアメリカ代表MFユヌス・ムサ(20)の獲得を狙っているようだ。
チームの大黒柱であるイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(23)のニューカッスル行きが確実となり、代わりとなる中盤を探すミラン。現在はチェルシーの元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得交渉が大詰めとなっているが、それにプラスした補強を検討している。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ミランはムサの獲得についても真剣に検討しているとのことだ。具体的な交渉はまだなものの、ロフタス=チークの獲得が完了すれば動き出す可能性があるという。
クラブはムサを2000万ユーロ(約31億円)前後で獲得できると判断している模様。ただし、チェルシーも獲得を狙っており、仮に争奪戦となった場合には移籍金がはね上がるかもしれない。
アーセナルのアカデミーに所属していたムサは、2019年にバレンシアへ移籍。20歳ながらすでにアメリカ代表で24試合に出場するほか、今シーズンはクラブでも主力として37試合に出場しており、期待の若手として評価を高めた。