ビジャレアルは27日、元スペイン代表MFデニス・スアレス(29)の加入を発表した。契約期間は2026年6月30日までの3年となる。
なお、今シーズン限りでセルタとの契約が終了するスアレスはフリートランスファーでの加入に。同選手はメディカルチェックを受けるため、7月6日にビジャレアルへ渡り、同8日からキケ・セティエン監督のもとで行われる、プレシーズン最初のトレーニングに臨む予定だ。
スアレスはセルタやマンチェスター・シティユース出身の攻撃的MF。バルセロナやセビージャ、ビジャレアル、アーセナルといったクラブを渡り歩き、2019年夏に古巣セルタへと帰還した。
昨季まではセルタで主力として活躍していたが、今季開幕前にクラブからの契約延長の打診を拒否し、クラブ会長との関係が悪化。出場機会0の飼い殺し状態が続き、1月の移籍市場でエスパニョールへレンタル移籍していた。エスパニョール移籍後は、リーグ戦18試合に出場するなど主力としてプレー。だが、チームのセグンダ降格の影響もあり、完全移籍とはならなかった。
なお、ビジャレアルに在籍していた2015-16シーズンは、公式戦48試合に出場し5ゴール12アシストを記録。チームのヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出や、リーグ戦4位フィニッシュに貢献していた。