アーセナルは27日、パリ・サンジェルマン(PSG)からスウェーデン女子代表DFアマンダ・イレステット(30)が完全移籍で加入することを発表した。
2009年にスウェーデンのFCローゼンゴードでキャリアをスタート。2017年まで母国スウェーデンでプレーすると、リーグ戦5回、カップ戦1回の優勝を経験。その後は、タービン・ポツダム、バイエルンとドイツでプレー。バイエルンではリーグ優勝を経験すると、2021年7月にPSGへと完全移籍。2シーズンプレーしたPSGではカップ戦で優勝を経験している。
契約満了に伴い退団すると、初となるイングランドでのプレーを選択。アーセナルでのタイトル獲得を誓った。
「ここに来られることができて本当に興奮していて幸せです」
「目標はタイトルを獲得することであり、ここは素晴らしい選手と素晴らしい施設を備えた、素晴らしいクラブなので、目標を達成するのに最適な場所だと信じています」
「このクラブは本当の勢いがあり、サポートも素晴らしく、アーセナルのユニフォームを着てピッチに立つのが待ちきれません」
スウェーデン女子代表としても64キャップを記録しており、女子ユーロと女子ワールドカップ(W杯)には2回ずつ出場。2019年のフランス女子W杯では3位、2016年の女子ユーロで2位に輝いている。
また、オリンピックにも出場しており、東京オリンピックではなでしこジャパンとも対戦。7月に開幕を迎えるオーストラリア&ニュージーランド女子W杯でもスウェーデンの一員として出場する。
なお、スウェーデンはグループGに入っており、南アフリカ、イタリア、アルゼンチンと同居している。