ブライトン&ホーヴ・アルビオンは29日、セネガル代表FWアブダラー・シマ(22)がレンジャーズへ1年間のレンタル移籍で加わることを発表した。
スラビア・プラハで台頭したシマは右ウイングを主戦場とする188cmの大型アタッカー。2020-21シーズンに39試合20ゴール8アシストの数字を残したことで、2021年の夏にブライトンへ4年契約で加入した。
圧倒的な身体能力を生かした打開力、得点感覚を備えた逸材は、移籍初年度にチャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティへ武者修行に出されると、昨季はフランスのアンジェにレンタル移籍。
アンジェでは、センターFWの準主力としてリーグ・アン34試合に出場しチーム得点王となる5ゴールを記録していたが、チームは最下位でリーグ・ドゥ(フランス2部)降格が決定していた。
再びの武者修行が決まったシマは、レンジャーズの公式サイトで以下のようにコメントしている。
「レンジャーズは歴史のあるビッグクラブだ。2、3年前にスラビア・プラハの一員としてここに来てすごくいいところだと思ったから、僕にとってレンジャーズへ移籍するのはすごく楽しみだよ」
「マイケル・ビール(監督)と話したが、とてもスムーズな流れで、レンジャーズのことや、これからどのようにプレーしていくかを教えてくれたよ。もちろん、僕はレンジャーズがどんなクラブか少しだけ知っていたから、今回の契約はとても嬉しい知らせだったよ」