チェルシーの元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得を進めているミランが、AZのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(24)の獲得にも迫っているようだ。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、今夏に中盤の補強に動いているミランユが獲得に動き、年俸170万ユーロ()の5年契約で個人合意したという。クラブ間の交渉を残しているが、ライプツィヒはグヴァルディオルを慰留させたいと考えており、1800万~2000万ユーロ(約28億~32億円)以下での売却は考えていないとされている。
下部組織時代にズヴォレやトゥベンテなどを渡り歩いたラインデルスは、優れたテクニックと多彩なパスやドリブルで積極的にボールを前進させるタイプのセントラルMF。2017年8月にズヴォレでプロデビューを飾ったが、同月にAZへ3年契約で完全移籍。
その後、同年12月にトップチームに昇格すると、RKCヴァールヴァイクへのレンタル期間(2019-20シーズン)を除いた在籍5シーズンで公式戦128試合に出場し13ゴール15アシストを記録。今季もレギュラーとしてエールディビジ34試合を含む公式戦54試合に出場し7ゴール12アシストを記録した。
また、5月に行われたUEFAネーションズリーグ2022-23・ファイナルのオランダ代表に初招集されたが、同大会では出場機会はなかった。