UAEのアル・ワスルは5日、ベンフィカからスイス代表FWハリス・セフェロビッチ(31)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までの2年となる。
セフェロビッチは、ルツェルン、グラスホッパーの下部組織育ち。2010年1月にグラスホッパーからフィオレンティーナへと移籍。そこからはレンタル移籍の連続。スイスのザマックスやレッチェ、ノヴァーラへと武者修行。2013年7月にレアル・ソシエダへと完全移籍した。
フランクフルトを経て2017年7月にベンフィカに完全移籍。2022-23シーズンは前半戦をガラタサライ、後半戦をセルタでプレー。セルタでは公式戦18試合3ゴール1アシストとまずまずの数字を残したが、クラブの財政や指揮官交代もあって完全移籍移行とはならなかった。
なお、スイス代表として93試合に出場し25ゴールの数字を残す189cmのストライカーにとって中東でのプレーは初となる。