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鎌田、長谷部vs板倉の日本代表対決はフランクフルトが終盤で追いつきドロー《ブンデスリーガ》

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ブンデスリーガ第28節のフランクフルトvsボルシアMGが28節に行われ、1-1の引き分けに終わった。フランクフルトのMF鎌田大地は76分までプレー、DF長谷部誠はフル出場、ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。

前節レバークーゼンに完敗し、リーグ戦6試合勝利のない7位フランクフルト(勝ち点41)は、今季終了後の退団確実となった鎌田が[3-4-2-1]の2シャドーで、長谷部長谷部は3バックの中央でスタメンとなった。

前節のヴォルフスブルク戦で6試合ぶりの勝利を飾った10位ボルシアMG(勝ち点35)は、板倉が引き続き[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンなった。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ボルシアMGが13分に先制する。ノイハウスのパスで左サイドを抜け出したテュラムがボックス左まで持ち上がりラストパス。これをホフマンが難なくゴールに流し込んだ。

先制を許したフランクフルトは14分にアクシデント。プレー中に左足を負傷したヤキッチがピッチに座り込むと、続行不可能となり17分にクナイフが緊急投入。左ウィングバックのレンツが3バックの左に下がり、クナイフが左ウィングバックに入った。

1点を追うフランクフルトは23分、鎌田のパスを受けたソウがボックス手前からシュートと放つと、相手DFにディフレクトしたボールが枠を捉えたが、これがGKオムリンの好セーブに防がれた。

その後はポゼッションで上回るフランクフルトが押し込むと前半終了間際に決定機。44分、ボレのパスをボックス右まで駆け上がったアウレリオ・ブタがダイレクトで折り返す。これをゴール前のコロ・ムアニが右足で合わせたが、シュートは再びGKオムリンの好セーブに阻まれた。

0-1で迎えた後半、先にチャンスを作ったのはボルシアMG。52分、左サイドのプレアが供給した斜めのパスを受けたホフマンが中央から侵入しラストパス。これにノイハウスが反応したが、懸命に戻ったレンツの絶妙なスライディングタックルでシュートは打たせてもらえず。

対するフランクフルトは65分、レンツの左クロスをボックス右手前のアウレリオ・ブタが落とすと、ボックス内でこれを受けたアーロンソンがシュート。これが相手DFにブロックされると、こぼれ球をボックス手前のディナ・エビンベがダイレクトで狙ったが、枠を捉えたシュートはGKオムリンが左手一本で弾き出した。

さらにフランクフルトは、75分にもボックス右深くまで抜け出したアウレリオ・ブタの折り返しをコロ・ムアニが合わせたが、これが左ポストを直撃。さらにこぼれ球に反応したディナ・エビンベのシュートはGKオムリンのファインセーブに阻まれた。

1点が遠いフランクフルトは、76分に鎌田とクナイフを下げてアラリオとアリドゥを投入。すると83分、ボックス左横まで持ち上がったアリドゥのクロスをボックス中央のコロ・ムアニが収めると、コンパクトな振りのシュートをゴール左隅に流し込んだ。

振り出しに戻った試合は終盤にかけてはややオープンな展開に。それでも互いに勝ち越しゴールを奪うには至らず、日本代表対決は引き分けでタイムアップとなった。

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