バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、新たなストライカーを探していることを明言した。
現在来日中のバイエルン。26日にはマンチェスター・シティと対戦し、1-2で敗れていた。
来日して翌日に、昨シーズンの3冠達成クラブと対戦ということもあり、6万5000人を超える観客が集まった中、チームには不安材料も見えた。
この試合でなかなか攻撃面で迫力を出せなかったバイエルンだが、理由は明白。今夏クラブが追い求める絶対的なストライカーの不在だ。
昨夏バルセロナにポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが移籍してから、チームは絶対的なストライカーが不在。昨夏加入のセネガル代表FWサディオ・マネは期待に応えられず、カメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ=モティングが気を吐いたが、絶対的な存在感はなかった。
そんな中、今夏の移籍市場ではトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインを熱望。クラブ幹部もトッテナムと会談していると大きく伝えられている中、シティ戦後に記者からも質問が飛んだ。
トゥヘル監督はストライカー補強について「それに関して我々は隠すことはない。今選手を探しているところだ」と、ストライカーが必要な状況を明言した。
ただ「色々なことがあり、難しい環境にある中で、ゴールやチャンスも作れた。これからさらに努力をしていかなければいけない」とコメント。これまでの言葉通り、今いる選手たちで改善する必要があるとした。
29日には川崎フロンターレとの試合が控えているバイエルン。昨シーズンもブンデスリーガは制したものの、近年見せてきた圧倒的な強さは見せられなかった。果たしてストライカー問題はどうなるのか、注目が集まる。
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