ラージョ・バジェカーノは28日、アラベスからフランス人DFフローラン・ルジューヌ(32)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。
2009年にフランスのリーグ・ドゥに所属するイストルでプロデビューを果たした大型センターバックのルジューヌは、ビジャレアルやブレスト、ジローナでのプレーを経て、2015年の夏にマンチェスター・シティへ完全移籍。
しかし、シティでは出場機会を与えられず、その後はジローナ、エイバル、ニューカッスル、アラベスとスペインやイングランドのクラブを渡り歩いた。
その後、昨夏にはアラベスからラージョに1年間のレンタル移籍で加入。昨シーズンは公式戦32試合に出場し、4ゴールを記録。センターバックの主力として持ち味の空中戦の強さと、安定した球出しで攻守に存在感を示した。
レンタル期間終了に伴い、一度はアラベスに復帰したものの、ルジューヌの残留を熱望するラージョの粘り強い交渉が実り、今回の完全移籍が実現した。