ニューカッスルのフランス人FWアラン・サン=マクシマン(26)のアル・アハリ移籍は正式発表を残すのみとなっているようだ。イギリス『The Athletic』が報じている。
2019年夏にニースからニューカッスルへと移籍し、突破力のある主力ウインガーとして通算124試合に出場してきたサン・マクシマン。今夏はサウジアラビアのアル・アハリからオファーが届き、交渉中であることが報じられていた。
ニューカッスルとアル・アハリの間では、総額3000万ポンド(約54億6000万円)といわれる契約に関する書類手続きが完了したとのこと。先週、アル・アハリによるメディカルチェックを問題なく終えていたサン・マクシマンは、3年契約で同クラブに加わることになるという。
アル・アハリは28日、マンチェスター・シティからアルジェリア代表FWリヤド・マフレズ(32)を獲得。他にも元ブラジル代表FWロベルト・フィルミノ(31)やセネガル代表GKエドゥアール・メンディ(31)を新戦力としてチームに迎え入れており、ここにサン=マクシマンも加わることになる。
一方のニューカッスルは、3900万ポンド(約71億円)といわれる移籍金でイングランド代表MFハーヴィー・バーンズ(25)をレスター・シティから獲得。サン=マクシマンの後釜として左ウイングのポジションを争うことが予想される。