ローマがウェストハムのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(24)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得することで合意したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。
2021-22シーズンのセリエA16ゴールという活躍が認められ、昨夏にサッスオーロから3600万ユーロの移籍金でウェストハムへ移籍したスカマッカ。だが、迎えた昨シーズン前半戦はプレミアリーグへの適応に苦しみ、後半戦はケガに泣き、悔しい1年になった。
インスタグラムアカウントのプロフィール欄から「ウェストハム所属」の表記を削除したスカマッカが退団の意思を示しているとされる中、『カルチョメルカート』によればレンタル料500万ユーロ(約7億8000万円)、移籍金2200万ユーロ(約34億3000万円)で、出身地でありユース時代に在籍したローマが合意に結び付けたと報じている。
なお、スカマッカが一定の試合に出場し、さらにローマがチャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合、買い取りは義務になるとも報じられている。
来週にはゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏がロンドンへ向かい、契約を結ぶ予定とのことだ。