マンチェスター・ユナイテッドは31日、アディダス社とのパートナーシップ契約を延長した旨を発表した。
ユナイテッドは2015-16シーズンから再びアディダス製のユニフォームを着用。総額7億5000万ポンド(現レートで約1372億3000万円)の10年契約が2025年まで残る状況だが、イギリス『BBC』によると、新たに2035年まで延長したという。
また、今回は最低でも総額9億ポンド(約1646億8000万円)の契約に。ただ、2季連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃すと、年間の支払い額が30%減額される条件もあるそうだ。
オーナーの交代が滞るなか、アディダスと新たに巨額契約を締結したユナイテッドの最高経営責任者(CEO)を務めるリチャード・アーノルド氏は双方の強い結びつきを強調しつつ、今後を楽しみにした。
「マンチェスター・ユナイテッドとアディダスの関係は世界のスポーツ界で最も象徴的なものの1つと語り、スタイル、センス、そして最も重要なハイパフォーマンスに対する共通のコミットメントによって築かれたものだ」
「1980年代をルーツとする我々のパートナーシップは過去10年間、スポーツウェアにおける最も革新的なデザインとテクノロジーによって刷新されてきた。我々は今、2020年代の残りと2030年代を通して、この強力なパートナーシップを再び刷新するのを楽しみにしている」
一方、アディダスのCEOであるビョルン・ガルデン氏もユナイテッドとの深い繋がりを指摘した上で、サポートを約束した。
「アディダスとマンチェスター・ユナイテッドは国際フットボール界で最も重要な2つのブランドであり、我々が協力関係を継続するのは至って自然なこと。伝統と革新を融合させ、選手とファンの両方に喜んでもらえるようにしていく」
「フットボール界で最も象徴的なクラブの1つであるマンチェスター・ユナイテッドとパートナーシップを継続できるのを楽しみにしている」
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